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株主の皆様におかれましては、平素より当社グループの事業運営に格別のご支援を賜り、厚くお礼申し上げます。

当社グループの取組み
国内の飲料市場が成熟するなか、当社グループは、主軸の自販機運営リテイル事業に関しまして、引き続き業務効率の改善によるオペレーションコストの削減に努め、設置先自販機のスクラップ&ビルドを実行して、収益性の改善を図りました。また、利便性だけでなく機能性を重視する「スマートストア」(フルライン自販機等)の推進と自社ブランド飲料の育成に取り組むとともに、オフィスを中心に1杯ごと抽出の淹れたてコーヒーのサービス事業「カフェバー」の推進を図りました。
飲料製造事業に関しましては、コーヒー飲料や炭酸飲料を中心とした清涼飲料に加え、成長分野であるRTD(低アルコール飲料)についても、商社や流通チェーンの多様なニーズに対応したPB商品の開発によって製造の拡大を図りました。また、炭酸ラインの設備の一部を更新し、製造能力の増強と省エネ対応、生産体制の効率化と生産コストの低減に努めることによって、収益性の向上を実行しました。また、事業のグローバル化を推進するため、タイにおいて飲料の企画・販売事業を行う新会社を現地企業と合弁で設立いたしました。
当社グループは、企業のレゾン・デートル(存在意義)が高まるように、お取引先に信頼・満足していただける製品・サービスを提供し、「飲料製造リテイル事業」(SPA)への選択と集中を行います。

今後の展開方針
飲料及び自販機オペレーター(運営リテイル)業界におきましては、引き続き激しい企業間競争と長期的な収益性の低下傾向が進行し、今まで以上にM&A(企業の合併・買収)や資本提携など業界再編が加速していく環境となっています。
こうしたなか、当社グループは、自販機運営リテイル事業におきましては、同質化競争からの脱却を図り、「スマートストア」(フルライン自販機)と「カフェバー」を引き続き積極的に展開してまいります。また、飲料製造事業におきましては、今後も成長が見込まれる大手流通業市場に対してPB商品の受託製造の拡大を図るとともに、海外市場も含め自社ブランド飲料の開発・販売を強化してまいります。さらには、グローバル企業としての成長を実現するため、東南アジア諸国において飲料の製造・販売事業に関連する新たな投資を実行する方針です。

株主の皆様とともに
当社「株主に対する利益還元」を戦略上の重要な経営課題として認識しております。そのためには、経営基盤の強化と収益の拡大を図り、安定的かつ継続的な配当を実施していくことを基本方針としております。
これに基づき、今期の中間配当金は1株につき8円といたしました。なお、当社は平成27年10月1日を効力発生日として普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行いました。これに伴い、期末配当金につきましては、1株につき4円とさせていただきました。
また、コーポレートガバナンスの一層の充実と内部統制システムの運用管理強化を図り、株主の皆様から信頼されるとともに、ワーク・ライフ・バランスの実現により社員が働きがいと誇りをもてる企業として、会社の資本価値・事業価値・人間価値及び社会価値がバランスした、企業価値の最大化に果敢に挑戦し続ける方針です。
株主の皆様には、今後ともより一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
平成28年6月
代表取締役社長 河本 大輔